皆さん連休は楽しくお過ごしになられましたか?(^^)
私は日曜は後輩の結婚式(終電なくなるまで騒ぎました笑)、月曜は「骨盤底筋」の勉強会と充実した休みを過ごせました☆今回はその勉強会についてアップさせていただきます。
まず「骨盤底筋」とは何かと言うと、骨盤の底をハンモックのように覆っている筋肉群の総称です。男女ともあります。(上図をご参照ください。)
種類としては、肛門挙筋、尿道括約筋、深会陰横筋、尾骨筋の4つに分類されます。(この4つの筋は更に細かく分かれているのですが省略させていただきます。)この筋肉は非常に重要です。
役割としては骨盤内臓器の支持や排泄コントロールになります。これらの筋肉が妊娠出産や加齢など、何らかの理由で脆弱化すると「尿失禁」「尿漏れ」「子宮脱」「膣脱」「直腸脱」になる恐れがあります。不安定な状態だと胎児への影響も良くないということです。
特に妊娠期の方は胎児の成長とともに腹腔内(お腹の中)の重量が重くなるので骨盤底筋がしっかり支えてあげないといけません。出産時もこの筋肉がうまく意識できると出産しやすいそうです。
ただ、骨盤底筋だけではなく横隔膜(呼吸の筋肉)の動きもしっかり付けてあげないと、骨盤外の臓器(胃や肝臓、腸など)が下がって重みがかかり、骨盤底筋の脆弱化を助長するそうです。
なので、骨盤底筋だけを鍛えるのではなく、骨盤外の臓器を引き上げることも重要ということです!
ではこの方法は?というと骨盤底筋に関しては、ケーゲル体操を始めセルフでできる筋トレがたくさんあるようなので、一人で頑張る事ができます。しかし肋骨や横隔膜の動きを付け臓器を引き上げる方法に関しては我々のような施術家や専門家に指導してもらったほうが効率がかなり良いと実技を通じ感じ取れました。一般の方にはかなりイメージしにくいです。
もしそんなことでお困りの方、話を聞きたい方がおられましたら、どうぞお気軽にご相談ください(^^)分かりやすく説明させていただきます。
(下の写真は、講師の熱海優季先生です。)